1 答えるべき事柄をはっきりさせる
問題を読むときは1字1句神経を使って正確に読んで下さい。問題を読み違えたり、早合点して、勝手に自分で問題を作り変えてはいけません。
何を答えなければならないかをはっきりさせるために、答えるべきものに印を付けておくと良いでしょう。 |
2 条件に注意する
条件を考慮しながら問題を解いてください。そうでないと条件に当てはまらない答を除外することができません。
そのため条件にはかなり神経を使わなければいけません。
条件式は問題を解く際の重要な手がかりになります。条件式を使わずに答が得られることは絶対にありませんから、条件式がある場合は条件式をどこで使うかを考えながら問題を解きます。 |
3 考える時間は15分を目安にする
原則として15分以上考えても分からない問題は後でまた考えるようにします。
数学の勉強は時間がかかるので、1つの問題にかかり切りにしない方が効率的です。
後で考えると、解けなかった問題が解けることがあります。 |
4 計算は正確にする
走り書きをせずきちんとノートに書いてください。式の変形は正確に行ってください。式は( )や{ }で正しく整理します。
正確に計算する習慣を付けておくと、ミスがなくなります。 |
5 図・グラフは丁寧に書く
日頃からきちんと図やグラフを書くように心掛けて下さい。等間隔であるべき座標の点がバラバラだったり、直角三角形が直角に見えなかったり、
図やグラフが適当だと問題の意味を理解することも難しくなります。
きちんと図やグラフを書く習慣が付いていると、図やグラフから答が見えてくることがあります。 |
1 後で考える
数学は考え理解することが重要です。分からなかった問題を覚えておいて、折に触れて問題を考えるようにします。
何となく考えていると、ある時はっと解法を思いつき答が分かることがあります。
数学の問題を折に触れて考える習慣を身に付けると、数学的思考力が自然に付いてきます。 |
2 質問する
考えても分からない問題や解けなかった問題は、そのままにしてはいけません。できる限り解決するようにしてください。
身近に教えてくれる人がいれば質問して、分かるようにしておきます。
後でもう一度自分で解いて、きちんと理解しているかどうかを確かめておきます。 |
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数学の勉強法 |
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はじめに |
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勉強の進め方 |
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1 数学の勉強は毎日する |
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2 体系的に勉強する |
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3 3回繰り返す |
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問題の解き方 |
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1 答えるべき事柄をはっきりさせる |
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2 条件に注意する |
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3 考える時間は15分を目安にする |
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4 計算は正確にする |
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5 図・グラフは丁寧に書く |
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解けなかった問題について |
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1 後で考える |
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2 質問する |
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数学の正攻法 |
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1 定義を覚える |
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2 定理を覚え、定理の証明ができる |
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3 公式を覚え、公式の証明ができる |
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4 論理的思考力を付ける |
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5 典型的な問題の解法を覚える |
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6 問題を解く発想法を身に付ける |
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小論文の書き方 |
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文章は心で書く。 |
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毎日5分、気付いたことを書き留める。 |
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自分の考えを持つ。 |
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興味を持った文章の要約をする。 |
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基礎科(高1・2生) |
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数I基礎講義 |
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数A基礎講義 |
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数II基礎講義 |
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数B基礎講義 |
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整数問題 |
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受験科(高3・卒生) |
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数IAIIB講義演習 |
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数III講義演習 |
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数C講義演習 |
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III積分講義演習 |
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数IAII講義演習 |
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B整数講義演習 |
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整数問題演習 |
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数学の発想法 |
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確率講義演習 |
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公立高 |
学芸大附、光陵、横浜緑ヶ丘など |
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私立高 |
湘南白百合、横浜雙葉、山手学院など |
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