中学を終え高校生になる春、将来の目標がぼんやりとですが決まって来た時、数学の塾を探し始めました。たまたまYMSの広告を新聞の折り込みで知り、面接に参ったことを覚えております。
大手予備校のような過大広告もない静かな塾で、ただただ先生の授業を聞くうちに、数学の楽しさに気付く様子が伺えました。ほぼ一対一という環境も気軽に質問ができ、より理解度が増したようです。
高一・二年時は、学校の授業に沿って進んでいただき、高三から本格的な受験体制に入っていきました。途中、部活動の両立が難しく居眠りをしながら聞く授業も何回かあったようですが、三年間休むことなく通い続けました。
息子はその中で、解法の素晴らしさに感動し、先生のプリントを繰り返し解くという勉強のみで、あれこれと迷うことなく信じてついていきました。その結果、穴が空くことなく定着し学力が安定していきました。
指定校推薦の不合格や、模試のE判定を全く気にすることのない先生の姿に励まされ、受験当日にも学力が伸びていることに驚かされて、受験が終わりました。
この三年間で息子は、努力し続けること、誠実に勉強すること、諦めないことを学びました。また、自分を応援してくださる方々に感謝しながら前へ進むことも学びました。今後の人生に大いに役立つことと存じます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
[合格体験記を読む] 2013年4月